河川護岸の構造と施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.22の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
河川護岸に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 現地の残土や土砂等を利用して植生の回復を図るかご系の護岸では,水締め等による空隙の充填を行い,背面土砂の流出を防ぐために遮水シートを設置する。
解き方
- 現地の残土や土砂を使って植生の回復を図るかご系護岸では、水締め等で空隙を充填する。背面土砂の流出防止には吸出し防止材を設置する。
- 遮水シートは水を通さず、背面との水の出入りや植生の根の伸長を妨げるため、(3)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。護岸には一般に水抜きを設けないが、残留水圧が大きい掘込河道等では必要に応じて設ける。
- (2)適当。縦帯工は法肩部の破損を防ぎ、横帯工は変位や破損が他に波及しないよう絶縁する。
- (3)適当でない。背面土砂の流出防止には、遮水シートではなく吸出し防止材を設置する。
- (4)適当。河床低下傾向の河川では、大径材料の寄石等で護岸近傍の流速を低減する。
引っかけ:護岸の背面に敷くのは透水性のある吸出し防止材であり、遮水シートではない。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.26河川堤防の盛土施工
令和8年度 問題A No.27河川護岸の根固工
令和8年度 問題A No.28樋門・樋管の施工
令和7年度 問題A No.26河川堤防の盛土施工
令和7年度 問題A No.27河川護岸
論点ページ:河川の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する