砂防工事における施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.24の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
砂防工事における施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 材料運搬に用いる索道を設置する際に必要となるアンカーは,樹木の伐採を少なくする観点から,既存の樹木を利用することを基本とする。
解き方
- 既存の立木は根系や幹の強度が不確実で、索道の張力で損傷・倒伏したり枯損したりするおそれがある。そのため索道のアンカーには立木を用いず、所要の強度を確かめた埋設アンカー等を設けるのが基本である。
- したがって「既存の樹木を利用することを基本とする」とする(3)が適当でない。樹木の保存、仮置き土砂の保護、廃棄物の搬出処理の記述は正しい。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。幼齢木や苗木を保存し、抜根は最小限とし、萌芽が期待できる切株は残す。
- (2)適当。土砂流出が起きやすい箇所なので、切土・盛土・仮置き土砂をシート等で保護する。
- (3)適当でない。立木は強度が不確実で損傷のおそれもあるため、アンカーは埋設アンカー等とする。
- (4)適当。余剰コンクリートやコンクリート塊等は現場内に残さず、搬出して適正に処理する。
引っかけ:伐採を減らすという環境配慮の理由付けに惑わされず、仮設設備の安全性で判断する。
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論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和3年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する