河川堤防の施工(築堤・拡幅)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.21の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
河川堤防の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 嵩上げや拡幅に用いる堤体材料は,表腹付けには既設堤防より透水性の大きい材料を,裏腹付けには既設堤防より透水性の小さい材料を使用するのが原則である。
解き方
- 堤防の嵩上げ・拡幅では、浸透水を堤内側へ速やかに排水して浸潤線を下げる必要がある。そのため川表側の表腹付けには既設堤防より透水性の小さい材料を、川裏側の裏腹付けには透水性の大きい材料を用いるのが原則である(河川土工マニュアル)。
- (4)は透水性の大小が逆であり、適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。強度を発揮する粗粒分と、透水係数を小さくする細粒分が適度に配合された土が望ましい。
- (2)適当。トレンチ排水や仮置きによる曝気乾燥等で含水比を下げれば、堤体材料に使える。
- (3)適当。石灰は吸水・発熱で周辺の土を脱水するが、反応にはセメントより長時間を要する。
- (4)適当でない。表腹付けは透水性の小さい材料、裏腹付けは透水性の大きい材料を用いる。
引っかけ:「川表は水を入れにくく、川裏は水を抜けやすく」と覚える。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する