鉄筋の組立て・継手
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.10の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄筋の組立て・継手に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) エポキシ樹脂塗装鉄筋は,腐食が生じにくいため,加工及び組立てで損傷が生じても補修を行わなくてよい。
解き方
- エポキシ樹脂塗装鉄筋は塗膜で腐食を防ぐ鉄筋である。加工・組立て時に塗膜が損傷すると防食性能が失われるため、損傷部は補修用塗料で補修しなければならない(土木学会 エポキシ樹脂塗装鉄筋を用いる鉄筋コンクリートの設計施工指針)。
- したがって「補修を行わなくてよい」とする(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。組立て後長時間経過して浮き錆等が生じた場合は、打込み前に取り除く。
- (2)適当でない。塗膜の損傷は腐食の起点となるため、損傷部は補修しなければならない。
- (3)適当。重ね合わせ長さは鉄筋径に比例して定めるため、径が大きいほど長くなる。
- (4)適当。型枠に接するスペーサは、モルタル製又はコンクリート製を原則とする。
引っかけ:「腐食しにくい」から「補修不要」へ飛躍した記述である。防食効果は塗膜が健全であることが前提である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和3年度(2021年7月4日(日)実施) 問題A No.10。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する