令和2年度 問題B No.3論点:土工重要度 A配点 1点未着手

土積曲線(マスカーブ)の読み取り

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題B No.3の問題です。論点は「土工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

下図は,工事起点No.0から工事終点No.5(工事区間延長500m)の道路改良工事の土積曲線(マスカーブ)を示したものであるが,次の記述のうち,適当でないものはどれか。

道路改良工事の土積曲線(マスカーブ)。横軸は測点No.0〜No.5(等間隔),縦軸は累加土量(m³)で,目盛りは-10,000,-5,000,0,5,000,10,000。折れ線は各測点と測点間の中間点で折れる。累加土量はNo.0で0,No.0とNo.1の中間で約-2,400,No.1で-5,000,No.1とNo.2の中間で約-8,700,No.2で-10,000(最小)。そこから増加に転じ,No.2とNo.3の中間で約-6,000,No.3で0,No.3とNo.4の中間で約2,200,No.4で10,000(最大)。その後減少し,No.4とNo.5の中間で約8,000,No.5で約4,000となる。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(2) 当該工事区間では,盛土区間より切土区間の方が長い。

解き方

  1. 土積曲線では、上り勾配の区間が切土区間、下り勾配の区間が盛土区間である。図ではNo.0〜No.2とNo.4〜No.5が下り(盛土)、No.2〜No.4が上り(切土)である。
  2. 測点間隔は500m÷5=100mなので、盛土区間は200m+100m=300m、切土区間は200mとなり、盛土区間の方が長い。したがって(2)が適当でない。
  3. No.0とNo.3の累加土量はともに0なので、この間は切土量と盛土量が均衡する。終点No.5の累加土量は約+4,000m³(正)なので残土が発生する。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。No.0〜No.2は曲線が下り勾配なので盛土区間である。
  2. (2)適当でない。盛土区間は計300m(No.0〜2、No.4〜5)、切土区間は200m(No.2〜4)である。
  3. (3)適当。No.0とNo.3の累加土量がともに0で、切土量と盛土量が均衡する。
  4. (4)適当。終点No.5の累加土量が正(約4,000m³)なので残土が発生する。
引っかけ:累加土量がマイナスの範囲にあることを盛土と読み違えやすい。切土か盛土かは値の正負ではなく、曲線の上り・下りで判断する。測点の中間の折れ点の値は判定に影響しない。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題B No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する