シールド工法の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.44の問題です。論点は「地下構造物(シールド・推進)」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
シールド工法の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) セグメントを組み立てる際は,掘進完了後,速やかに全数のシールドジャッキを同時に引き戻し,セグメントをリング状に組み立てなければならない。
解き方
- セグメントの組立ては掘進完了後速やかに行うが、シールドジャッキは組み立てるセグメントの位置に対応するものだけを順次引き戻し、残りのジャッキで切羽圧や土圧に抵抗させる(トンネル標準示方書[シールド工法編]・同解説)。
- 全数のジャッキを同時に引き戻すとシールドが押し戻され切羽が不安定になるため、(1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。ジャッキは組み立てるセグメントに対応する分だけを順次引き戻す。
- (2)適当。粘着力の大きい硬質粘性土では添加材を注入し、チャンバー等への付着を防ぐ。
- (3)適当。裏込め注入は緩み・沈下防止、漏水防止、リングの早期安定などのため速やかに行う。
- (4)適当。軟弱粘性土では地盤の緩みや乱れ、過剰な裏込め注入で後続沈下が起こることがある。
引っかけ:「掘進完了後、速やかに」は正しく、「全数を同時に」が誤り。部分誤りを見落とさない。
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論点ページ:地下構造物(シールド・推進)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.44。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する