海岸堤防の施工上の留意点
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.38の問題です。論点は「海岸」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
海岸堤防の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 堤体の盛土材料には,原則として粘土を含まない粒径のそろった砂質又は砂礫質のものを用い,適当な含水量の状態で,各層,全面にわたり均等に締め固める。
解き方
- 海岸堤防の堤体の盛土材料には、原則として多少粘土を含む砂質又は砂礫質の土で、粒度分布がよく締め固めやすいものを用い、適当な含水量の状態で各層・全面にわたり均等に締め固める(海岸保全施設の技術上の基準・同解説)。
- 粘土を含まない粒径のそろった材料を用いるとした (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。海上工事は波浪・潮汐・潮流の影響で作業時間が限られ、施工条件への配慮が重要である。
- (2)適当。強度の低い地盤では、必要に応じて押え盛土や地盤改良を考慮する。
- (3)適当でない。多少粘土を含み、粒度分布のよい砂質又は砂礫質の土を用いる。
- (4)適当。裏法勾配は安全性を考慮して定め、直高が大きい場合は小段を設ける。
引っかけ:粒径のそろった材料は締め固めにくく、粘土分がないと水密性も劣る。「多少粘土を含む」「粒度分布がよい」がキーワード。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する