山岳トンネルの覆工コンクリートの施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.36の問題です。論点は「トンネル」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
トンネルの山岳工法における覆工コンクリートの施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 覆工コンクリートの打込みは,つま型枠を完全に密閉して,ブリーディング水や空気がもれないようにして行う。
解き方
- 覆工コンクリートのつま型枠は、打込み時のコンクリートの圧力に耐え、モルタルが漏れない構造とする一方、天端付近に空気やブリーディング水が残らないよう、これらを排出できるようにしておく(トンネル標準示方書[山岳工法編]・同解説)。
- つま型枠を完全に密閉してブリーディング水や空気がもれないようにするとした (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。覆工は原則として、地山の内空変位の収束を確認してから施工する。
- (2)適当でない。つま型枠は、空気やブリーディング水を排出できるようにしておく。
- (3)適当。ワーカビリティーが低下しないうちに、上層と下層が一体となるよう締め固める。
- (4)適当。型枠は、コンクリートが自重などに耐えられる強度に達してから取り外す。
引っかけ:天端に空気やブリーディング水が閉じ込められると、充填不足(背面の空隙)や品質低下の原因になる。「完全に密閉」の語に注意する。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.36。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する