多自然川づくりにおける護岸
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.23の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
多自然川づくりにおける護岸に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) かご系護岸は,屈とう性があり,かつ空げきがある構造のため生物に対して優しいが,かごの上に現場発生土を覆土しても植生の復元が期待できないので注意が必要である。
解き方
- かご系護岸は屈とう性と空げきがあって生物に優しく、かごの上に現場発生土を覆土することで植生の復元も期待できる(多自然川づくりポイントブック)。
- 「植生の復元が期待できない」とする (3) は適当でない。
- 石系護岸は現地の大径石を選んで採取すると河床低下の原因となり、コンクリート系護岸は明度が高いため周辺との明度差に注意する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。径の大きい石を選んで採取すると河床の土砂が移動しやすくなり、河床低下を招く。
- (2)適当。空積みの石積み・石張りは、石のかみ合わせが不十分だと構造的に安定しない。
- (3)適当でない。かごの上に現場発生土を覆土することで植生の復元が期待できる。
- (4)適当。コンクリート系護岸は明度が高いため、周辺との明度差が大きくならないよう配慮する。
引っかけ:(3) は前半の長所(屈とう性・空げき)が正しく、後半の結論だけを逆にしている。
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→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する