河川堤防の築堤盛土の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.21の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
河川堤防の施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 築堤盛土の施工中は,法面の一部に雨水が集中して流下すると法面侵食の主要因となるため,堤防横断方向に3〜5%程度の勾配を設けながら施工する。
解き方
- 河川土工マニュアルでは、築堤盛土の施工中は法面への雨水の集中流下を防ぐため、堤防横断方向に3〜5%程度の勾配を設けて施工するとしている。よって (2) が適当である。
- 締固めは堤防法線に平行(縦断方向)に行い、締固め幅が重複するように施工する。
- 1層の締固め後の仕上り厚さは30cm以下(まき出し厚35〜45cm程度)とし、高含水比の粘性土は接地圧の小さい湿地ブルドーザで二次運搬する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。締固めは堤防法線に平行(縦断方向)に行う。
- (2)適当。雨水の集中流下を防ぐため、横断方向に3〜5%程度の勾配を設ける。
- (3)適当でない。1層の締固め後の仕上り厚さは30cm以下とする。
- (4)適当でない。高含水比の粘性土は、接地圧の小さい湿地ブルドーザで運搬する。
引っかけ:「横断方向」は排水勾配の話で、締固めの方向は縦断方向(法線方向)である。方向の入れ替えに注意する。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.26河川堤防の盛土施工
令和8年度 問題A No.27河川護岸の根固工
令和8年度 問題A No.28樋門・樋管の施工
令和7年度 問題A No.26河川堤防の盛土施工
令和7年度 問題A No.27河川護岸
論点ページ:河川の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する