河川堤防の軟弱地盤対策工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.22の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
河川堤防における軟弱地盤対策工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 段階載荷工法は,基礎地盤がすべり破壊や側方流動を起こさない程度の厚さでゆっくりと盛土を行い,地盤の圧密の進行にともない,地盤のせん断強度の減少を期待する工法である。
解き方
- 段階載荷工法(緩速載荷工法)は、すべり破壊や側方流動を起こさない厚さでゆっくり盛土し、圧密の進行に伴う地盤のせん断強度の増加を期待する工法である。
- 「せん断強度の減少を期待する」とする (1) は適当でない。
- 押え盛土は抵抗モーメントの増加、掘削置換は良質材によるせん断抵抗の増加と沈下の低減、サンドマットは上部排水の促進とトラフィカビリティーの確保を図る。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。圧密の進行に伴う地盤のせん断強度の増加を期待する工法である。
- (2)適当。押え盛土はすべりに抵抗するモーメントを増やし、すべり破壊を防ぐ。
- (3)適当。良質材に置き換えてせん断抵抗を増やし、置き換えた分だけ沈下も小さくなる。
- (4)適当。上部排水の促進と施工機械のトラフィカビリティーの確保を図る。
引っかけ:軟弱地盤対策の目的はいずれも「強度の増加」や「沈下の低減」の方向である。「減少」が出たら疑う。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.22。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する