地すべり防止工の各工法
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.25の問題です。論点は「砂防・地すべり」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
地すべり防止工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 杭工は,原則として地すべり運動ブロックの中央部より上部を計画位置とし,杭の根入れ部となる基盤が強固で地盤反力が期待できる場所に設置する。
解き方
- 地すべり防止技術指針では、杭工は原則として地すべり運動ブロックの中央部より下部を計画位置とし、杭の根入れ部となる基盤が強固で地盤反力が期待できる箇所に設置するとしている。
- 「中央部より上部」とする (3) は適当でない。
- 排土工は頭部域でほぼ水平に大きく切土し、地表水排除工の水路工は掘込み水路を原則として合流点等に集水ますを設け、地下水遮断工は潜在性地すべりがないことを事前に確認する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。排土工は頭部域でほとんど水平に大きな切土を行うのが原則である。
- (2)適当。水路工は掘込み水路を原則とし、合流点・屈曲部・勾配変化点に集水ますを設ける。
- (3)適当でない。杭工は運動ブロックの中央部より下部を計画位置とする。
- (4)適当。遮水壁の背後に地下水がたまるので、潜在性地すべりがないことを事前に確かめる。
引っかけ:排土工は頭部、押え盛土工や杭工は中央部より下部と、工法ごとの配置位置を整理しておく。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.29砂防堰堤の基礎の施工
令和8年度 問題A No.30渓流保全工(床固工・帯工・護岸工)
令和8年度 問題A No.31急傾斜地崩壊防止工
令和7年度 問題A No.29砂防堰堤の施工
令和7年度 問題A No.30地すべり防止工
論点ページ:砂防・地すべりの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.25。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する