鉄筋コンクリート構造物の補修
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.20の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
損傷を生じた鉄筋コンクリート構造物の補修に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 有機系表面被覆工法による補修には塗装工法とシート工法があり,塗装工法はコンクリート表面を十分吸水させた状態で塗布する。
解き方
- 有機系表面被覆工法(塗装工法・シート工法)では、コンクリート表面の含水率が高いと付着不良やふくれが生じるため、表面を十分に乾燥させた状態で塗布する。
- 「十分吸水させた状態で塗布する」とする (1) は適当でない。
- 無機系表面被覆ではぜい弱部を除去して空げき・段差をパテで処理し、断面修復では端部にカッターを入れてフェザーエッジを避け、外部電源方式の電気防食は電源装置を含むシステム全体を維持管理する。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。有機系の塗装工法は、コンクリート表面を十分乾燥させてから塗布する。
- (2)適当。ぜい弱部を除去し、空げきや段差・不陸をパテで処理してから被覆する。
- (3)適当。端部にカッターを入れ、薄く削れたフェザーエッジを避ける。
- (4)適当。外部電源方式は防食電流の供給システム全体の維持管理が必要である。
引っかけ:樹脂系(有機系)の被覆材は湿ったコンクリートに付着しにくい。下地は「乾燥」が基本である。
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論点ページ:コンクリート構造物の劣化・補修の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.20。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する