アルカリシリカ反応抑制対策
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.24の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートのアルカリシリカ反応抑制対策に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) アルカリシリカ反応性試験で有害な骨材を無害な骨材と混合すると,混合割合にかかわらず常にアルカリシリカ反応を抑制することができる。
解き方
- 国土交通省「アルカリ骨材反応抑制対策について」(平成14年7月31日)では、抑制対策としてコンクリート中のアルカリ総量を Na₂O 換算で 3.0kg/m³ 以下とする方法等を定めている。
- 有害な骨材と無害な骨材を混合しても、混合割合によってはペシマム現象により膨張が生じるため、混合した骨材は「無害でない」ものとして扱い抑制対策をとる必要がある。
- 国土交通省の品質管理基準では、骨材のアルカリシリカ反応性試験は工事開始前、工事中 6 か月に 1 回以上及び産地が変わった場合に行う。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。骨材のアルカリシリカ反応性試験は 6 か月に 1 回以上を標準とする。
- (2)適当でない。混合割合によっては反応が生じるため、常に抑制できるとはいえない。
- (3)適当。アルカリ総量は Na₂O 換算で 3.0kg/m³ 以下とする。
- (4)適当。表面被覆等で外部からのアルカリ金属イオンや水分の侵入を抑制する。
引っかけ:「混合割合にかかわらず」「常に」のような断定表現は誤りの手がかりになる。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和8年度(2026年7月5日(日)実施) 問題A No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する