令和7年度 問題A No.24論点:コンクリート構造物の劣化・補修重要度 B配点 1点未着手

アルカリシリカ反応を生じた構造物の補修・補強

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.24の問題です。論点は「コンクリート構造物の劣化・補修」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

アルカリシリカ反応が生じたコンクリート構造物の補修・補強に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) アルカリシリカ反応の補修・補強の時には,できるだけ水分を供給し構造物を湿潤に保つ対策を講じるとよい。

解き方

  1. アルカリシリカ反応は水分の供給により膨張が進むので、補修・補強では表面被覆、ひび割れ注入、排水処理等で水分の供給を断ち、構造物を乾燥状態に保つ対策を講じる。
  2. 表面被覆材にはひび割れ追従性と開閉に対する疲労抵抗性の高い材料を選び、膨張量が大きい場合は鋼板・連続繊維の巻立て等で拘束する。鉄筋の曲げ加工部の損傷のおそれがあれば補修・補強を検討する。
  3. よって適当でないものは (4) である。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。膨張によるひび割れの動きに追従し、開閉の疲労に強い表面被覆材を選ぶ。
  2. (2)適当。膨張量が大きい場合は、鋼板や連続繊維の巻立てで膨張を拘束する対策も検討する。
  3. (3)適当。ひび割れが顕著になると鉄筋曲げ加工部に亀裂や破断が生じるおそれがあり、対策を検討する。
  4. (4)適当でない。正しくは水分の供給を遮断し、構造物を乾燥状態に保つ対策を講じる。
引っかけ:硬化前の湿潤養生と、硬化後のASR対策を混同しないこと。ASRでは水分は膨張を進める要因である。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月6日(日)実施) 問題A No.24。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する