土留め支保工の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.15の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土留め支保工の施工に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 腹起しと土留め壁との間は,すきまが生じやすく密着しない場合が多いため,土留め壁と腹起しの間にモルタルやコンクリートを裏込めするなど,壁面と腹起しを密着させる。
解き方
- 腹起しと土留め壁の間にはすきまが生じやすいため、モルタルやコンクリートを裏込めして密着させる(道路土工 仮設構造物工指針)。よって (3) が適当である。
- 切ばりは圧縮部材として設計されるので、曲げなど圧縮以外の応力が生じないよう腹起しと直角に密着させて取り付ける。圧縮材(火打ちを除く)の継手は突合せ継手とする(労働安全衛生規則 第371条)。
- 切ばりの継手は座屈に対して有利な中間杭付近に設け、腹起しの継手は応力に余裕のある切ばりや火打ちの支点に近い位置に設ける。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。切ばりは圧縮部材として設計され、圧縮以外の応力が生じないよう取り付ける。
- (2)適当でない。切ばりの継手は中間杭付近に設け、ジョイントプレートなどで補強する。
- (3)適当。すきまにはモルタルなどを裏込めし、土留め壁と腹起しを密着させる。
- (4)適当でない。腹起しの継手は、応力に余裕のある切ばりや火打ちの支点に近い箇所に設ける。
引っかけ:継手の位置は「支点(中間杭・切ばり・火打ち)の近く」が原則である。「避ける」「離れた」という言い換えに注意する。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和2年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和2年度(2020年10月4日(日)実施) 問題A No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する