ボックスカルバートの一般図と配筋図
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題B No.3の問題です。論点は「契約・設計図書」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
下図は,ボックスカルバートの一般図とその配筋図を示したものであるが,次の記述のうち,適当でないものはどれか。

解答欄
正解
正解:(1) ボックスカルバートの頂版の内側主鉄筋と側壁の内側主鉄筋の太さは,同じである。
解き方
- 断面図C-Cの切断線から、頂版はA-Aが上側(土かぶり側)、B-Bが下側(内空側)の鉄筋、側壁はE-Eが外側、D-Dが内側(内空側)の鉄筋である。
- 頂版の配筋図では、B-B(内側)の主鉄筋(横断方向に配置され延長方向に250間隔で並ぶ鉄筋)はS1 D19であり、側壁の配筋図では、D-D(内側)の主鉄筋(鉛直方向の鉄筋)はW1 D13である。よって太さは同じではなく(1)が適当でない。
- 一般図から土かぶりは2 000mm=2.0m、部材厚は頂版・側壁・底版とも400mmであり、頂版・側壁の主鉄筋は延長方向に4×250=1 000(250mm間隔)で配置されている。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。頂版内側の主鉄筋はS1 D19、側壁内側の主鉄筋はW1 D13で太さが異なる。
- (2)適当。一般図で地表面から頂版上面までが2 000mmであり、土かぶりは2.0mである。
- (3)適当。頂版・側壁とも延長方向の寸法が4×250=1 000で、250mm間隔である。
- (4)適当。頂版・側壁・底版の厚さはいずれも400mmで同じである。
引っかけ:側壁の外側(E-E)には頂版から回したS1 D19と底版からのF1 D22があるため、側壁の主鉄筋もD19と誤読しやすい。切断線で内側・外側を確かめてから引出し線を読む。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題B No.2公共工事標準請負契約約款
令和8年度 問題B No.3逆T型擁壁の配筋図(引張鉄筋)
令和7年度 問題B No.2公共工事標準請負契約約款(条件変更の確認請求)
令和7年度 問題B No.3逆T型擁壁の配筋図(かかと版の引張鉄筋)
令和6年度 問題B No.2公共工事標準請負契約約款(工事目的物の引渡し等)
論点ページ:契約・設計図書の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題B No.3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する