令和元年度 問題A No.9論点:コンクリートの施工重要度 A配点 1点未着手

暑中コンクリート

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.9の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。

暑中コンクリートに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(1) 暑中コンクリートでは,運搬中のスランプの低下や連行空気量の増加などの傾向があり,打込み時のコンクリート温度の上限は,35℃以下を標準とする。

解き方

  1. 暑中コンクリートでは、運搬中のスランプの低下、連行空気量の減少、コールドジョイントの発生、表面の急激な乾燥によるひび割れなどが生じやすい。
  2. 打込み時のコンクリート温度の上限は35℃以下を標準とする(コンクリート標準示方書[施工編])。温度が高いと連行空気量は減少するので、「増加」とする (1) が適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当でない。暑中では運搬中に連行空気量が減少する傾向がある(上限35℃は正しい)。
  2. (2)適当。練上がり温度が10℃上がると、所要のスランプを得る単位水量は2〜5%増える。
  3. (3)適当。凝結を遅らせるため、減水剤・AE減水剤・流動化剤は遅延形を用いる。
  4. (4)適当。練上がり温度を下げるため、なるべく低い温度の練混ぜ水を用いる。
引っかけ:数値(35℃)は正しく、傾向(空気量の増減)だけが逆になっている。
現行法令との関係:2023年制定 コンクリート標準示方書[施工編]は打込み時温度の上限35℃以下を標準としつつ、目的別コンクリート7章「35℃を超える暑中コンクリート」を新設し、所定の試験(JSCE-D 504)で確認した混和剤を用いる場合に限り上限を38℃とできるようにした。(1) の誤りは空気量の傾向にあるので、この問題の答えは変わらない。

同じ論点の過去問

令和元年度の前後の問題

1級土木施工管理技士 第一次検定 過去問一覧(回別・論点別)

出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する