コンクリートの養生
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.11の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの養生に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 寒中コンクリートにおいて設定する養生温度は,部材断面が薄い場合には,初期凍害防止の観点から,標準の養生温度よりも高く設定しておくのがよい。
解き方
- 寒中コンクリートでは初期凍害を防ぐため、部材断面が薄い場合や気象条件が厳しい場合には、打込み時のコンクリート温度や養生温度を標準より高めに設定する(コンクリート標準示方書[施工編]寒中コンクリート)。
- 薄い部材は保有する熱量が小さく冷えやすいので、(4) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。膨張材は十分な水分の供給で膨張するので、湿潤養生期間は短縮できない。
- (2)適当でない。ブリーディングが少なく表面が乾きやすいので、シートや養生マットで覆う必要がある。
- (3)適当でない。脱型時に散水して表面を急冷すると内外温度差が大きくなり、ひび割れの原因になる。
- (4)適当。断面が薄いと冷えやすいので、初期凍害防止のため養生温度を標準より高くする。
引っかけ:高流動コンクリートは「ブリーディングが少ない=乾きにくい」ではなく、表面水の補給が少ないためプラスティック収縮ひび割れが出やすい。
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→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する