混和材を用いたコンクリートの特徴
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.7の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
混和材を用いたコンクリートの特徴に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 普通ポルトランドセメントの一部を膨張材で置換すると,コンクリートの温度ひび割れ抑制やアルカリシリカ反応の抑制効果が期待できる。
解き方
- 膨張材は、コンクリートを膨張させて乾燥収縮や温度降下による収縮を補償しひび割れを抑える(収縮補償)、またはケミカルプレストレスを導入する目的で用いる。
- アルカリシリカ反応の抑制に効果があるのはフライアッシュや高炉スラグ微粉末などの混和材で、膨張材にその効果は期待できない。したがって (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。フライアッシュは球形粒子で単位水量を減らせ、長期強度の増進や乾燥収縮の低減が期待できる。
- (2)適当。シリカフュームは組織を緻密にし、水密性や化学抵抗性の向上が期待できる。
- (3)適当でない。膨張材の目的は収縮補償で、ASR抑制効果はない(フライアッシュ等の効果)。
- (4)適当。石灰石微粉末で粉体量を増やすと、材料分離の低減やブリーディングの抑制が期待できる。
引っかけ:前半の「温度ひび割れ抑制」はもっともらしいので、後半の「ASR抑制」まで読んで判断する。
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論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する