鉄道の軌道の維持管理
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.42の問題です。論点は「鉄道」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鉄道の軌道の維持管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) ロングレール敷設区間では,冬季の低温時でのレール張出し,夏季の高温時でのレールの曲線内方への移動防止などのため保守作業が制限されている。
解き方
- ロングレールは温度変化による伸縮を拘束しているので、夏季の高温時は軸圧縮力でレールが張り出し(座屈し)、冬季の低温時は軸引張力で曲線部のレールが内方へ移動するおそれがある。
- このため道床を緩める保守作業は温度条件により制限される。(4) は夏季と冬季の現象を入れ替えており適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。軌道狂いには軌間・水準・高低・通り・平面性・複合の種類がある。
- (2)適当。道床バラストは強固でねばりがあり、摩損・風化に強く、粒形・粒度の適当なものを用いる。
- (3)適当。有道床軌道の軌道整正で最も多いのはマルチプルタイタンパによるつき固めである。
- (4)適当でない。正しくは夏季高温時のレール張出し、冬季低温時の曲線内方移動の防止のためである。
引っかけ:高温=伸びる=張出し、低温=縮む=曲線内方へ引かれる、と温度と現象を対応させて判断する。
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→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.42。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する