シールド工法の施工管理
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.44の問題です。論点は「地下構造物(シールド・推進)」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
シールド工法の施工管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 土圧式シールド工法において,粘着力が大きい硬質粘性土や砂層,礫層を掘削する場合には,水を直接注入することにより掘削土砂の塑性流動性を高めることが必要である。
解き方
- 土圧式シールドでは、切羽の安定のため掘削土砂を塑性流動性と止水性のある泥土に変える必要がある。
- 粘着力の大きい硬質粘性土や砂層・礫層を掘削する場合は、水ではなく作泥材(ベントナイト・粘土など)、気泡、高分子材などの添加材を注入して塑性流動性を高める。よって (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。土圧式は泥土圧、泥土の塑性流動性、排土量の管理で切羽を安定させる。
- (2)適当。泥水式は泥水品質の調整、泥水圧、掘削土量の管理で切羽を安定させる。
- (3)適当でない。正しくは水ではなく作泥材・気泡などの添加材を注入する。
- (4)適当。地盤変位は切羽土水圧の不均衡、テールボイド、裏込め注入の過不足などで生じる。
引っかけ:水を加えると流動性は増すが、砂礫では分離して止水性が得られない。「添加材」と覚える。
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論点ページ:地下構造物(シールド・推進)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.44。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する