鋼道路橋の溶接施工上の留意事項
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.17の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼道路橋における溶接施工上の留意事項に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 組立溶接は,本溶接と同様の管理が必要ない仮付け溶接のため,組立溶接終了後ただちに本溶接を施工しなければならない。
解き方
- 組立溶接は本溶接の一部となることが多く、割れなどの欠陥が本溶接に残るおそれがあるので、本溶接と同様に管理して施工しなければならない(道路橋示方書Ⅱ鋼部材・鋼上部構造編)。
- 組立溶接には脚長4mm以上・長さ80mm以上(条件により50mm以上)などの規定もある。「本溶接と同様の管理が必要ない」とする (1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。組立溶接は本溶接と同様に管理して施工しなければならない。
- (2)適当。開先溶接や主桁のフランジと腹板のすみ肉溶接はエンドタブを付け、始終端を部材の外に出す。
- (3)適当。黒皮・さび・塗料・油などを除去し、溶接線の近くを十分に乾燥させる。
- (4)適当。溶接線の中で開先形状が変わる場合は、開先形状の遷移区間を設ける。
引っかけ:「仮付け」という言葉から管理が緩くてよいと考えがちだが、組立溶接も本溶接と同じ管理が必要である。
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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年7月7日(日)実施) 問題A No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する