暑中コンクリート
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.9の問題です。論点は「コンクリートの施工」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
暑中コンクリートに関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 暑中コンクリートは,最高気温が25℃を超える時期に施工することが想定される場合に適用される。
解き方
- 暑中コンクリートは、日平均気温が25℃を超える時期に施工することが想定される場合に適用する(コンクリート標準示方書[施工編])。
- 「最高気温が25℃を超える」とする(3)は誤りである。単位水量2〜5%増、練混ぜ開始から打ち終わりまで1.5時間以内、打込み時35℃以下はいずれも示方書のとおりである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。練上がり温度10℃の上昇で、所要のスランプを得る単位水量は2〜5%増える。
- (2)適当。練混ぜ開始から打ち終わるまでの時間は1.5時間以内を原則とする。
- (3)適当でない。適用するのは日平均気温が25℃を超える時期である。
- (4)適当。打込み時のコンクリート温度の上限は35℃以下を標準とする。
引っかけ:「25℃」の数値は合っているので、「日平均気温」か「最高気温」かを見落としやすい(寒中コンクリートは日平均気温4℃以下)。
現行法令との関係:2023年制定コンクリート標準示方書[施工編]で目的別コンクリートに「35℃を超える暑中コンクリート」が新設され、所定の試験で基準を満たす混和剤を用いる場合に限り、打込み時のコンクリート温度の上限を38℃とできるようになった。一般の暑中コンクリートは打込み時35℃以下が標準のままで、日平均気温25℃超で適用する点も変わらない。この問題の答えは変わらない。
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論点ページ:コンクリートの施工の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.9。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する