鋼構造物の塗装作業
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.45の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼構造物の塗装作業に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 塗装の塗り重ね間隔が短い場合は,下層の未乾燥塗膜は,塗り重ねた塗料の溶剤によってはがれが生じやすくなる。
解き方
- 塗り重ね間隔が短いと、下層の未乾燥塗膜が上層塗料の溶剤で膨潤し、しわが生じやすくなる(鋼道路橋防食便覧)。
- 塗り重ね間隔が長いと下層塗膜の乾燥硬化が進んで密着性が落ち、層間はく離が生じやすい。間隔が短い場合に「はがれ」が生じるとした(3)は適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。可使時間を過ぎた塗料は性能が不十分で、塗膜欠陥の原因となるので使わない。
- (2)適当。鋼道路橋の塗装方法にはスプレー塗り、はけ塗り、ローラーブラシ塗りがある。
- (3)適当でない。間隔が短い場合に生じやすいのは、未乾燥塗膜が溶剤で膨潤して起こるしわである。
- (4)適当。間隔が長いと下層塗膜の硬化が進み、密着性が低下して層間はく離が生じやすい。
引っかけ:塗り重ね間隔が短い→しわ、長い→層間はく離、と対にして覚える。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.21鋼道路橋の架設作業上の留意事項
令和8年度 問題A No.22鋼道路橋の溶接施工上の留意事項
令和8年度 問題A No.23耐候性鋼橋の材料と施工管理
令和8年度 問題A No.50鋼構造物塗装の施工管理
令和7年度 問題A No.21鋼道路橋の架設上の留意事項
論点ページ:鋼構造物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.45。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する