シールド工法の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.44の問題です。論点は「地下構造物(シールド・推進)」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
シールド工法の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 裏込め注入工は,シールド機テール部及びセグメント背面部の止水に役立つため,あらかじめ止水注入を行うものである。
解き方
- 裏込め注入工は、シールドの掘進で生じるテールボイドを充填し、地山のゆるみと沈下を防ぐとともに、セグメントからの漏水防止やセグメントリングの早期安定に役立つ(トンネル標準示方書[シールド工法編])。
- このため裏込め注入はシールドの掘進と同時か直後に行うものであり、「あらかじめ止水注入を行う」とした(2)は適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。断面確保・止水・沈下防止のため、継手ボルトは定められたトルクで十分に締め付ける。
- (2)適当でない。裏込め注入はテールボイドを充填するもので、掘進と同時か直後に行う。
- (3)適当。組立て後、裏込め材がある程度硬化するまで形状保持装置を使うと組立て精度が高まる。
- (4)適当。高水圧・内水圧下ではコーナーシールの貼付けやシームレス加工でシール工を確実にする。
引っかけ:裏込め注入が止水に役立つのは事実だが、「あらかじめ」行うものではない。テールボイドが生じたらすぐ充填するのが目的である。
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論点ページ:地下構造物(シールド・推進)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.44。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する