海岸の養浜の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.38の問題です。論点は「海岸」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
養浜の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 養浜材として,養浜場所にある砂より粗い材料を用いた場合には,その平衡勾配が小さいために沖向きの急速な移動が起こり,汀線付近での保全効果は期待できない。
解き方
- 養浜材の粒径が現地の砂より粗いと平衡勾配は大きく(急に)なり、汀線付近にとどまりやすいので保全効果が期待できる。
- 逆に細かい材料は平衡勾配が小さく、沖向きに移動しやすい。粗い材料で平衡勾配が小さく沖へ移動するとした(2)は適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。施工方法は採取場所・運搬距離・社会的要因を考え、効率的で環境影響の少ない工法を選ぶ。
- (2)適当でない。粗い材料は平衡勾配が大きく汀線付近に残りやすい。沖へ移動しやすいのは細かい材料である。
- (3)適当。混合粒径土砂を使う場合やシルトによる濁りを抑える場合は、投入土砂の粒度を調整する。
- (4)適当。陸上施工では搬入路の確保や養浜砂の背後地への飛散など、周辺への影響を検討する。
引っかけ:粒径と平衡勾配の関係(粗いほど急、細かいほど緩やか)を逆に覚えないこと。
同じ論点の過去問
令和8年度 問題A No.42海岸の養浜の施工
令和8年度 問題A No.43海岸堤防の施工上の留意点
令和7年度 問題A No.42海岸堤防の根固工の施工
令和7年度 問題A No.43消波工の施工
令和6年度 問題A No.42潜堤・人工リーフの機能と特徴
論点ページ:海岸の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成30年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成30年度(2018年7月1日(日)実施) 問題A No.38。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する