平成29年度 問題B No.1論点:測量重要度 C配点 1点未着手

TS(トータルステーション)を用いた測量

これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題B No.1の問題です。論点は「測量」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

測量に用いるTS(トータルステーション)に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:(4) TSは,気象補正,傾斜補正,投影補正,縮尺補正などを行った角度を表示する。

解き方

  1. TS(トータルステーション)は、デジタルセオドライト(電子式の測角器)と光波測距儀を一体化した測量機器であり、測角と測距を同時に行い、観測値から座標を計算して表示・記録できる。
  2. 気象補正(温度・気圧による光波の速度の補正)、傾斜補正(斜距離を水平距離に直す補正)、投影補正(基準面への投影)、縮尺補正(平面直角座標系の縮尺係数)は、いずれも測距儀で測った距離に対して行う補正であり、補正後の距離が表示される。
  3. これらの補正を角度に対して行うとした(4)が適当でない。

選択肢ごとの解説

  1. (1)適当。TSはデジタルセオドライトと光波測距儀を一体化し、測角と測距を同時に行える。
  2. (2)適当。観測値はデジタル表示され、その値をデータコレクタに取得・記録できる。
  3. (3)適当。器械点の座標と観測値から、任意の点の3次元座標(x、y、z)を求めて表示できる。
  4. (4)適当でない。気象・傾斜・投影・縮尺補正は距離の補正であり、補正後の距離を表示する。
引っかけ:「傾斜補正」を器械の傾き(角度)の補正と取り違えやすい。ここでの傾斜補正は、斜距離を水平距離に直す距離の補正である。

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出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題B No.1。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する