コンクリートの配合
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.8の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートの配合に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 荷卸しの目標スランプは,打込みの最小スランプに対して,品質のばらつき,時間経過に伴うスランプの低下,ポンプ圧送に伴うスランプの低下を考慮して設定する。
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編]では、打込みの最小スランプを部材の種類、鋼材量・鋼材間隔、締固め作業高さに応じて定め、締固め作業高さが高いほど大きい値とする。
- 荷卸しの目標スランプは、打込みの最小スランプに対して、品質のばらつき、時間経過に伴うスランプの低下、ポンプ圧送に伴うスランプの低下を考慮して設定する。
- 圧送性の確保には一定以上の単位粉体量(粗骨材最大寸法 20〜25mm で 270kg/m³ 以上が目安)が必要で、高性能 AE 減水剤を用いる場合は細骨材率を 1〜2% 大きくする。したがって (2) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。締固め作業高さが高いほど打込みの最小スランプは大きくする。
- (2)適当。品質のばらつき、時間経過、ポンプ圧送によるスランプの低下を考慮する。
- (3)適当でない。管内閉塞を防ぐには一定以上の単位粉体量を確保する。
- (4)適当でない。高性能 AE 減水剤を用いる場合は細骨材率を 1〜2% 大きくする。
引っかけ:(4) は「大きく」と「小さく」の入替え。高性能 AE 減水剤を用いると粘性が下がり分離しやすくなるので、細骨材率を大きくする。
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論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する