コンクリート用細骨材
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.6の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリートに使用する細骨材に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) JISに規定されている「コンクリート用スラグ骨材」に適合したスラグ細骨材は,ガラス質で粒の表面組織が滑らかであるため,天然産の細骨材よりも保水性が小さい。
解き方
- コンクリート標準示方書[施工編]では、JIS A 5011(コンクリート用スラグ骨材)に適合するスラグ細骨材はガラス質で粒の表面組織が滑らかなため、天然産の細骨材より保水性が小さく、ブリーディングが多くなりやすいとしている。
- コンクリート表面がすりへり作用を受ける場合は、細骨材の微粒分量の限度を小さくする。安定性損失質量(硫酸ナトリウムによる安定性試験)は耐凍害性の判定の指標である。
- 多孔質の骨材は吸水しやすく、コンクリートの耐凍害性を低下させる。したがって (1) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。ガラス質で表面が滑らかなため、天然産の細骨材より保水性が小さい。
- (2)適当でない。すりへり作用を受ける場合は微粒分量の限度を小さくする。
- (3)適当でない。安定性損失質量は耐凍害性の指標で、ASR 対策の指標ではない。
- (4)適当でない。多孔質の骨材は吸水率が大きく、耐凍害性を低下させる。
引っかけ:安定性試験(耐凍害性)とアルカリシリカ反応性試験(化学法・モルタルバー法)を混同させる出題。
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論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.6。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する