コンクリート用混和材
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.7の問題です。論点は「コンクリートの材料・配合」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
コンクリート用混和材に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 潜在水硬性が利用できる混和材には,石灰石微粉末がある。
解き方
- 潜在水硬性をもつ混和材は高炉スラグ微粉末(JIS A 6206)で、セメントの水和で生じる水酸化カルシウムなどの刺激を受けて硬化する。
- 石灰石微粉末は化学的にほとんど反応しない不活性な粉体で、高流動コンクリートの粉体量の確保や材料分離の抑制に用いる。
- フライアッシュはポゾラン活性、膨張材は硬化過程の膨張、けい酸質微粉末はオートクレーブ養生での高強度化に用いる。したがって (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。フライアッシュはポゾラン活性を利用する混和材である。
- (2)適当。膨張材は硬化過程で膨張を起こさせ、収縮ひび割れを抑える。
- (3)適当でない。潜在水硬性をもつのは高炉スラグ微粉末で、石灰石微粉末は不活性である。
- (4)適当。けい酸質微粉末はオートクレーブ養生で高強度を得るために用いる。
引っかけ:ポゾラン活性(フライアッシュ、シリカフューム)と潜在水硬性(高炉スラグ微粉末)の区別が問われる。
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論点ページ:コンクリートの材料・配合の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する