鋼構造物塗装の施工管理
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.45の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼構造物塗装の施工管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 塗料の乾燥が不十分なうちに次層の塗料を塗り重ねる場合は,下層塗膜中の溶剤の蒸発によって,上層塗膜ににじみが生じることがある。
解き方
- 鋼道路橋防食便覧では、塗装間隔が短いと下層の未乾燥塗膜が上層塗料の溶剤で膨潤してしわが生じやすく、また下層塗膜中の溶剤の蒸発で上層塗膜に泡が生じることがあるとしている。
- 塗装間隔が長すぎると下層塗膜の乾燥硬化が進んで密着性が低下し、層間はく離が生じやすい。(4)の「にじみ」は泡の誤りで、適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。塗装間隔が短いと、下層の未乾燥塗膜が上層塗料の溶剤で膨潤し、しわが生じやすい。
- (2)適当。塗重ね間隔が長いと密着性が低下し、後日層間はく離が生じやすい。
- (3)適当。塗装間隔は付着性を確保する重要な要素で、塗料ごとに定められている。
- (4)適当でない。下層塗膜中の溶剤の蒸発で上層塗膜に生じるのは泡(あわ)である。
引っかけ:にじみは下層の成分が上層の溶剤に溶け出して上層に色が出る現象で、原因が異なる。
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論点ページ:鋼構造物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.45。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する