シールド工法の施工管理
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.44の問題です。論点は「地下構造物(シールド・推進)」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
シールド工法の施工管理に関する記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 地盤変位を防止するには,掘進に伴うシールドと地山との摩擦を低減し,周辺地山をできるかぎり乱さないように,ローリングやピッチングなどを多くして蛇行を防止する。
解き方
- シールドのローリングやピッチング、蛇行修正が多いと周辺地山を乱し、余掘りが増えて地盤変位の原因となる。
- 地盤変位を防ぐには、シールドと地山の摩擦を低減し、ローリングやピッチングなどを少なくして蛇行を防止するので、(2)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。土圧式は泥土圧の管理、泥土の塑性流動性管理、排土量管理が切羽安定の中心である。
- (2)適当でない。ローリングやピッチングは少なくして蛇行を防止する。
- (3)適当。硬質粘性土では添加材を注入し、チャンバ内やカッターヘッドへの付着を防ぐ。
- (4)適当。テール通過直後の沈下・隆起は、テールボイドによる応力解放や過大な裏込め注入圧で生じる。
引っかけ:「多くして」は文の前半(地山を乱さない)と矛盾している。前後の整合で見抜ける。
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論点ページ:地下構造物(シールド・推進)の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.44。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する