海岸の緩傾斜堤防
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.37の問題です。論点は「海岸」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
海岸の緩傾斜堤防に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 緩傾斜堤防の天端及び裏法被覆工は,堤体土の収縮及び圧密による沈下に適応できる構造とする。
解き方
- 海岸保全施設の技術上の基準では、堤防の天端・裏法及び護岸の天端には被覆工を設け、被覆工は堤体を保護するとともに堤体土の収縮や圧密による沈下に順応できる構造とする。
- 根固工は表法被覆工の法先又は基礎工の前面に設け、単独で沈下・屈とうできるよう被覆工や基礎工と絶縁する。排水工は堤防では裏法尻、護岸では天端被覆工の陸側端に設ける。よって(2)が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。越波水は陸側の排水工へ導くので、天端被覆工は陸側に勾配を付ける。
- (2)適当。天端・裏法被覆工は堤体土の収縮や圧密沈下に順応できる構造とする。
- (3)適当でない。緩傾斜護岸の排水工は天端被覆工の陸側端に設ける。
- (4)適当でない。根固工は被覆工や基礎工と絶縁し、単独で沈下・屈とうできる構造とする。
引っかけ:根固工は「一体化」ではなく「絶縁」。前面の洗掘に追随して沈下できるようにするためである。
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論点ページ:海岸の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.37。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する