山岳トンネルの覆工コンクリートの施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.36の問題です。論点は「トンネル」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
トンネルの山岳工法における覆工コンクリートの施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 天端部のコンクリートの打込みでは,つま型枠からブリーディング水や空気が漏れないようにして,既設の覆工コンクリート側から連続して打ち込む必要がある。
解き方
- 覆工コンクリートの天端部は充填が難しいため、既設覆工側から連続して打ち込み、つま型枠側に設けた空気抜きなどからブリーディング水や空気を排出させながら充填する(トンネル標準示方書[山岳工法編])。
- ブリーディング水や空気が漏れないようにすると天端に空げきや充填不足が残るので、(4)が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。つま型枠は吹付け面に合わせた現場合わせが多く、防水シートを破損しない防護が必要である。
- (2)適当。側壁部は高さの異なる複数の作業窓から投入し、落下高さを抑えて材料分離を防ぐ。
- (3)適当。坑内換気や貫通後の外気の影響に注意し、一定期間、適当な温度・湿度に保つ。
- (4)適当でない。天端部はつま型枠側からブリーディング水や空気を排出させ、空げきを残さないようにする。
引っかけ:「漏れないように」は品質上よさそうに聞こえるが、天端では空気を逃がさないと充填不足になる。
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論点ページ:トンネルの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.36。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する