堤防の開削をともなう構造物の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.23の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
堤防の開削をともなう構造物の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 軟弱な基礎地盤で堤防の拡築工事にともなって新規に構造物を施工する場合は,盛土による拡築部分の不同沈下が生じることは少ない。
解き方
- 軟弱な基礎地盤で堤防を拡築し新たに構造物を設ける場合、盛土による拡築部分は圧密沈下が大きく、既設堤体との間や構造物周辺で不同沈下が生じやすい。
- 埋戻しは構造物に偏土圧を加えないよう両側から均等に締め固め、安定している既設堤防の開削は極力小さくする。
- 既設構造物に継足しを行う場合は、既設構造物と周辺堤体を十分調査し、変状があれば補修や空洞充てんを行う。したがって (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。偏土圧を加えないよう、構造物の両側から均等に締め固める。
- (2)適当。安定している既設堤防の開削は極力小さくする。
- (3)適当でない。軟弱地盤では拡築部分に不同沈下が生じやすい。
- (4)適当。既設構造物と周辺の堤体を調査し、変状があれば補修や空洞充てんを行う。
引っかけ:軟弱地盤上の拡築盛土は新旧で沈下量が異なる、という基本を問う。「少ない」に惑わされない。
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→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.23。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する