河川堤防の盛土の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.21の問題です。論点は「河川」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
河川堤防の盛土の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 高含水比粘性土を敷き均すときは,運搬機械によるわだち掘れやこね返しによる強度低下をきたすので,別途の運搬路を設けたり,接地圧の大きいブルドーザによる盛土箇所までの二次運搬を行う。
解き方
- 河川土工マニュアルでは、高含水比の粘性土を敷き均すときは、わだち掘れやこね返しによる強度低下を防ぐため、別途の運搬路を設けたり、接地圧の小さい湿地ブルドーザで盛土箇所まで二次運搬したりするとしている。
- 基礎地盤の極端な段差はかきならして平坦にし、盛土材料は締固めが容易で強度が大きく、圧縮性・膨潤性が小さく侵食に強い土がよい。
- 施工中は仮排水溝を設け、堤体横断方向に 3〜5% 程度の排水勾配をつける。したがって、接地圧の大きいブルドーザとした (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。段差付近は締固めが不十分になるので、平坦にかきならす。
- (2)適当。締固めが容易で強く、圧縮性・膨潤性が小さく侵食に強い土が望ましい。
- (3)適当でない。こね返しを防ぐため、接地圧の小さいブルドーザで二次運搬する。
- (4)適当。仮排水溝を設け、堤体横断方向に排水勾配をつける。
引っかけ:「大きい」と「小さい」の入替え。軟らかい土の上では接地圧の小さい湿地ブルドーザを用いる。
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→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.21。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する