鋼道路橋の溶接(検査・仕上げ)
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.18の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼道路橋の溶接に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 設計図書において特に仕上げの指定のない開先溶接の余盛りは,ビード幅と余盛高さが規定の範囲内であれば仕上げをしなくてよい。
解き方
- 道路橋示方書 II編の外部きず検査では、設計で特に仕上げの指定のない開先溶接は、ビード幅に応じた余盛高さ(B<15mm で h≦3mm など)の範囲内であれば仕上げなくてよいとしている。
- 溶接割れは肉眼検査を原則とし、疑わしい場合は磁粉探傷試験又は浸透探傷試験を行う。オーバーラップはあってはならず、アンダーカットは許容される深さ以下なら認められる。
- 外観検査で不合格のスタッドは全数ハンマー打撃による曲げ検査を行い、合格したものからも 1% を抜き取って曲げ検査する。したがって (4) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。疑わしい場合は磁粉探傷試験又は浸透探傷試験を行う。
- (2)適当でない。オーバーラップはあってはならず、アンダーカットは許容値以下なら認められる。
- (3)適当でない。外観検査に合格したものからも 1% を抜き取って曲げ検査を行う。
- (4)適当。規定の範囲内の余盛りは仕上げなくてよい。
引っかけ:(2) はアンダーカットとオーバーラップの入替え、(1) は表面の割れを内部欠陥用の超音波探傷に置き換えた誤りである。
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→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.18。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する