高力ボルトの締付け作業
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.17の問題です。論点は「鋼構造物」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
鋼道路橋における高力ボルトの締付け作業に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) トルク法によって締め付けたトルシア形高力ボルトの場合には,各ボルト群の1/2についてピンテールの切断の確認とマーキングによる外観検査を行うものとする。
解き方
- 道路橋示方書 II編の締付け完了後の検査では、トルシア形高力ボルトは全数についてピンテールの切断の確認とマーキングによる外観検査を行う(トルク法は各ボルト群の 10% を標準にトルク検査)。
- ボルト軸力の導入はナットを回して行うのを原則とし、やむを得ず頭を回す場合はトルク係数値の変化を確認する。締付けは連結板の中央から端部へ向かって行い、2 度締めとする。
- フランジを溶接、腹板を高力ボルトとするような併用では、溶接の完了後にボルトを締め付けるのを原則とする。したがって (1) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。トルシア形は全数についてピンテールの切断とマーキングを確認する。
- (2)適当。やむを得ず頭を回す場合はトルク係数値の変化を確認する。
- (3)適当。中央から端部へ向かって締め付け、予備締めと本締めの 2 度締めとする。
- (4)適当。溶接変形の影響を避けるため、溶接の完了後に高力ボルトを締め付ける。
引っかけ:トルク法の抜取り検査(各群 10%)とトルシア形の全数検査を混同させる出題。
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論点ページ:鋼構造物の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する