土留め支保工の施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.15の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
土留め支保工の施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) 腹起し材の継手部は,弱点となりやすいため,継手位置は応力的に余裕のある切ばりや火打ちの支点から遠い位置に設けるものとする。
解き方
- 道路土工 仮設構造物工指針では、腹起しの継手部は弱点となりやすいので、継手位置は応力的に余裕のある切ばりや火打ちの支点に近い位置に設けるとしている。
- 数段の切ばりでは掘削に伴う軸力の増加でボルトが緩むことがあるので増締めを行い、切ばりの撤去時は荷重を本体構造物に受け替える。切ばりは圧縮部材なので腹起しと垂直かつ密着させる。
- したがって、支点から遠い位置とした (2) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。軸力の増加でボルトが緩むことがあるので、必要に応じ増締めする。
- (2)適当でない。継手は応力的に余裕のある切ばりや火打ちの支点に近い位置に設ける。
- (3)適当。荷重を本体構造物に受け替え、土留め壁の変形を防ぐ。
- (4)適当。圧縮以外の応力が生じないよう、腹起しと垂直かつ密着させる。
引っかけ:「近い」と「遠い」の入替え。曲げモーメントが小さく余裕のあるのは支点の近くである。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する