場所打ち杭の鉄筋かごの施工
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.13の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
場所打ち杭の鉄筋かごの施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 鉄筋かごの組立は,鉄筋かごの鉛直度を確保できるように鋼材や補強筋を溶接により仮止めし,本組立にはなまし鉄線を用い堅固に結合する。
解き方
- 場所打ち杭の鉄筋かごは、主鉄筋に溶接すると断面欠損や材質の劣化を招くため、溶接による仮止めは行わず、なまし鉄線や専用金具で堅固に結合する(杭基礎施工便覧、道路橋示方書 IV編)。
- スペーサーは同一深さ位置に 4〜6 個(深さ方向は 3〜5m 間隔)取り付け、かご径が大きいほど変形しやすいので組立用補強材は剛性の大きいものを用い、つり上げは 2〜4 点づりとする。
- したがって、溶接で仮止めするとした (3) が適当でない。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。かぶり確保のため同一深さ位置に 4〜6 個取り付けるのが一般的である。
- (2)適当。径が大きいほど変形しやすいので、剛性の大きい補強材を用いる。
- (3)適当でない。溶接は鉄筋の材質を損なうので仮止めにも用いず、鉄線等で結合する。
- (4)適当。ねじれやたわみを防ぐため 2〜4 点でつる。
引っかけ:「仮止めだけなら溶接してよい」と思わせる文。仮止めでも主鉄筋への溶接は避ける。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する