中掘り杭工法・プレボーリング杭工法
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.12の問題です。論点は「基礎工・土留め」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
中掘り杭工法及びプレボーリング杭工法に関する次の記述のうち,適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) プレボーリング杭工法では,地盤の掘削抵抗を減少させるため,掘削液を掘削ビットの先端部から吐出させるとともに,孔内を泥土化して孔壁の崩壊を防止する。
解き方
- プレボーリング杭工法では、掘削液を掘削ビットの先端から吐出して掘削抵抗を減らし、孔内を泥土化(ソイルセメント状)して孔壁の崩壊を防ぐ(杭基礎施工便覧)。
- 根固液は掘削孔の先端部(根固部)に注入してかくはんし、先端から杭頭部までの孔壁周囲は杭周固定液で固める。
- 中掘り杭工法では、負圧によるボイリングを防ぐためスパイラルオーガ等はゆっくり引き上げ、杭径以上の拡大掘りは周辺地盤を緩め周面摩擦力を低下させるので行わない。したがって (1) が適当である。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。掘削液で掘削抵抗を減らし、孔内を泥土化して孔壁の崩壊を防ぐ。
- (2)適当でない。負圧によるボイリングを防ぐため、ゆっくり引き上げる。
- (3)適当でない。孔壁周囲の地盤とかくはんするのは杭周固定液で、根固液は先端部に注入する。
- (4)適当でない。杭径以上の拡大掘りは周面摩擦力を低下させるので行わない。
引っかけ:根固液と杭周固定液の役割の区別と、ボイリング防止のための引上げ速度が問われる。
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論点ページ:基礎工・土留めの要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題A No.12。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する