高圧架空配電線路の保護
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.17の問題です。論点は「配電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
高圧架空配電線路及び機器の保護に用いられるものとして,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:4.静止形無効電力補償装置
解き方
- 4.が不適当である。静止形無効電力補償装置(SVC)は,無効電力を連続的に調整して電圧を安定させる装置で,線路や機器の保護に用いるものではない。
- 高圧架空配電線路と機器の保護には,避雷器(雷サージ),高圧真空遮断器(短絡・地絡時の遮断),高圧カットアウト(柱上変圧器の過電流保護)などを用いる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。避雷器は雷による異常電圧を大地に放電し,線路や機器の絶縁を保護する。
- 2.適当。高圧真空遮断器は短絡・地絡時の事故電流を遮断して線路を保護する。
- 3.適当。高圧カットアウトはヒューズを内蔵し,柱上変圧器などを過電流から保護する。
- 4.不適当。SVC は電圧調整(無効電力の補償)の装置である。
引っかけ:保護機器は異常電圧(避雷器)や事故電流(遮断器・カットアウト)から守るもの。SVC・コンデンサ・リアクトルは電圧調整の機器である。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.8高圧架空配電線路の機材
令和8年度 前期 No.13日負荷率の計算
令和8年度 前期 No.17高圧配電線路の中性点接地方式
令和8年度 前期 No.18過電流遮断器の施設(技術基準の解釈)
令和7年度 後期 No.7三相3線式と単相2線式の比較
論点ページ:配電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.17。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する