配電系統の電力損失の軽減対策
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.16の問題です。論点は「配電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
配電系統に生じる電力損失の軽減対策として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.絶縁監視装置を設ける。
解き方
- 3.が不適当である。絶縁監視装置は,低圧電路の絶縁状態(漏れ電流など)を常時監視して絶縁低下を早期に発見するための装置で,電力損失の軽減対策ではない。
- 電力損失(I²R)を軽減するには,配電電圧を高くして電流を減らす,給電点を負荷の中心に置いて線路を短くする,単相 3 線式を採用する,電線を太くする,力率を改善するなどの対策をとる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。電圧を高くすると同じ電力で電流が減り,損失は電流の 2 乗に比例して減る。
- 2.適当。給電点を負荷の中心にすると線路の長さが短くなり,抵抗が小さくなる。
- 3.不適当。絶縁監視装置は絶縁状態を監視する装置である。
- 4.適当。単相 3 線式は同じ電力を送るときの電流が単相 2 線式より小さく,損失が小さい。
引っかけ:損失 I²R を減らすには「I を減らす(電圧を上げる・力率改善・単相 3 線式)」か「R を減らす(線路を短く・電線を太く)」。監視装置は損失と関係しない。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する