三相3線式と単相2線式の比較
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.7の問題です。論点は「配電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
低圧配電系統における電気方式において,単相2線式と比較した三相3線式の特徴として,最も不適当なものはどれか。
ただし,線間電圧,力率及び配電距離は同一とし,材質と太さが同じ電線を用いるものとする。
解答欄
正解
正解:1.電線1線あたりの送電電力は小さくなる。
解き方
- 1.が不適当である。線間電圧 V,電流 I,力率 cos θ とすると,単相 2 線式の送電電力は VI cos θ で電線 1 線あたり VI cos θ / 2 ≒ 0.5 VI cos θ,三相 3 線式は √3 VI cos θ で 1 線あたり √3 VI cos θ / 3 ≒ 0.577 VI cos θ である。
- 三相 3 線式のほうが電線 1 線あたりの送電電力は大きくなる(約 1.15 倍)。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。三相 3 線式のほうが 1 線あたりの送電電力は大きい。
- 2.適当。三相交流の 2 線間から単相交流を取り出せる。
- 3.適当。同じ電力を送る場合,三相 3 線式のほうが電流が小さく送電損失が小さい。
- 4.適当。三相交流で回転磁界が容易に得られ,電動機に適している。
引っかけ:1 線あたりの電力:単相 2 線式 0.5,単相 3 線式 0.67,三相 3 線式 0.577(VI を 1 として)。
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論点ページ:配電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する