過電流継電器(OCR)
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.13の問題です。論点は「電力系統」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
送電線路の過電流継電器(OCR)に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.系統が複雑になると時限整定が容易になる。
解き方
- 3.が不適当である。過電流継電器は時限差で保護協調をとるが,系統が複雑になると各段の時限の協調をとることが難しくなり,時限整定は困難になる。
- 過電流継電器は,入力電流が整定値以上になると動作して事故を検出し,短絡保護や過負荷保護に用いる。
- 放射状の系統では,電源から遠い(負荷に近い)継電器ほど動作時限を短くし,事故点に最も近い遮断器だけが動作するようにする。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。電流の増加から短絡などの事故を検出するのに用いる。
- 2.適当。短絡保護・過負荷保護に用いる。
- 3.不適当。系統が複雑になると時限整定は難しくなる。
- 4.適当。入力電流が整定値(タップ値)以上になると動作する。
引っかけ:OCR の保護協調は時限差でとるので,系統が複雑になるほど協調が難しい。ループ系統などでは方向継電器や距離継電器を組み合わせる。
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論点ページ:電力系統の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.13。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する