火力発電所の大気汚染対策
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.11の問題です。論点は「発電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
火力発電所の燃焼ガスによる大気汚染を軽減するために用いられる装置として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:1.脱気器
解き方
- 1.が不適当である。脱気器は,ボイラ給水中に溶けている酸素などのガスを除去して,ボイラや配管の腐食を防ぐ装置で,大気汚染の軽減のための装置ではない。
- 燃焼ガスによる大気汚染の対策には,窒素酸化物を除く排煙脱硝装置,ばいじんを除く電気集じん器,硫黄酸化物を除く排煙脱硫装置などを用いる。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。脱気器は給水中の溶存ガスを除去する装置である。
- 2.適当。排煙脱硝装置はアンモニアと触媒で窒素酸化物を窒素と水に分解して除去する。
- 3.適当。電気集じん器は高電圧でばいじんを帯電させ,電極に吸着させて除去する。
- 4.適当。排煙脱硫装置は石灰石などで硫黄酸化物を吸収して除去する。
引っかけ:排煙の三つの対策:脱硝(NOx)・脱硫(SOx)・集じん(ばいじん)。脱気器は給水系(水の中のガス)の装置で排煙とは関係しない。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.5汽力発電所の熱効率の向上
令和8年度 前期 No.11水圧管の水撃作用
令和7年度 後期 No.5ダムの形式(アーチ式ダム)
令和7年度 前期 No.5強制循環ボイラの構成
令和7年度 前期 No.11水車発電機の特徴
論点ページ:発電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度 後期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和7年度 後期(2025年11月9日(日)実施) No.11。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する