令和6年度 後期 No.8論点:送電重要度 A配点 1点未着手

電力ケーブルの温度上昇の原因

これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月24日(日)実施) No.8の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

地中電線路における電力ケーブルの温度上昇の原因として,最も不適当なものはどれか。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:4.コロナ損

解き方

  1. 4.が不適当である。ケーブルの温度上昇の原因となる損失は,導体の抵抗損,絶縁体の誘電体損,金属シースの渦電流損・循環電流損(シース損)である。
  2. コロナ損は,架空送電線などで電線表面の電位の傾きが大きいときに空気が電離して生じる損失で,絶縁体で覆われたケーブルでは問題にならない。
  3. ケーブルの許容電流は,これらの損失による発熱と,土壌などへの放熱で決まる温度上昇から定まる。

選択肢ごとの解説

  1. 1.適当。導体の抵抗損(I²R)は電流の 2 乗に比例し,温度上昇の主な原因である。
  2. 2.適当。交流電圧が加わると絶縁体内に誘電体損が生じ,電圧が高いほど大きくなる。
  3. 3.適当。導体電流がつくる磁界で金属シースに渦電流・循環電流が流れ,シース損が生じる。
  4. 4.不適当。コロナ損は架空電線路の損失である。
引っかけ:ケーブルの三損=抵抗損・誘電体損・シース損。コロナ損は裸電線の架空送電線で考える損失である。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和6年度 後期(2024年11月24日(日)実施) No.8。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する