送電線路の線路定数
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月14日(日)実施) No.16の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
交流の送電線路の線路定数に関する次の記述において,[ ]に当てはまる語句として,適当なものはどれか。
「送電線路は,抵抗,インダクタンス,静電容量,[ ]の4つの定数をもつ連続した電気回路とみなすことができる。」
解答欄
正解
正解:2.漏れコンダクタンス
解き方
- 2.の漏れコンダクタンスが適当である。送電線路は,抵抗,インダクタンス,静電容量,漏れコンダクタンス(がいしの表面などを通じて大地へ漏れる電流に対応する定数)の 4 つの定数(線路定数)をもつ分布定数回路とみなせる。
- 抵抗とインダクタンスは電線に沿って直列に,静電容量と漏れコンダクタンスは電線と大地の間に並列に分布する。漏れコンダクタンスは通常きわめて小さく,計算では無視することが多い。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。インピーダンスは抵抗とリアクタンスを合わせた量で,4 つの定数の 1 つではない。
- 2.適当。4 つ目の定数は漏れコンダクタンスである。
- 3.不適当。アドミタンスはコンダクタンスとサセプタンスを合わせた量で,4 つの定数の 1 つではない。
- 4.不適当。漏れリアクタンスは変圧器などの用語である。
引っかけ:線路定数は R・L・C・G(抵抗・インダクタンス・静電容量・漏れコンダクタンス)。インピーダンス・アドミタンスはそれらを組み合わせた量。
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月14日(日)実施) No.16。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する