多導体方式の特徴
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月14日(日)実施) No.15の問題です。論点は「送電」(重要度A・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
交流の架空送電線路において,単導体と比較した多導体の特徴として,最も不適当なものはどれか。
ただし,多導体の合計断面積は,単導体の断面積に等しいものとする。
解答欄
正解
正解:1.静電容量が減少する。
解き方
- 1.が不適当である。多導体は等価的に電線が太くなるので,インダクタンスが減少し,静電容量は増加する。
- インダクタンスの減少で送電容量が増加し系統安定度が向上する。電線表面の電位の傾きが小さくなるのでコロナ損失も減少する。
- 多導体は 1 相に 2 本以上の電線をスペーサで一定の間隔に保って用いる方式で,超高圧の送電線に用いられる。
選択肢ごとの解説
- 1.不適当。多導体では静電容量は増加する。
- 2.適当。インダクタンスが減少するので,送電できる電力(送電容量)が増加する。
- 3.適当。電線表面の電位の傾きが小さくなり,コロナ損失が減少する。
- 4.適当。リアクタンスが減少するので,系統安定度が向上する。
引っかけ:多導体=等価的に太い電線:インダクタンス↓・静電容量↑・コロナ↓・送電容量↑。インダクタンスと静電容量は逆向きに変わる。
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論点ページ:送電の要点この論点の出題実績とよくある間違い
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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和8年度 前期(2026年6月14日(日)実施) No.15。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する